「ゲーミングチェアについてるヘッドレスト正直いらない・・・」
なんて思ってる方はいませんか?
取り付ける位置を変えるだけで簡単に快適な環境を作る事ができるのでぜひこの記事を参考にしてください!
また、こちらの記事では今まで20脚以上のゲーミングチェアを試してきた私がまとめた、おすすめのゲーミングチェアを紹介しているのでよければ参考にしてみてください。
ゲーミングチェアめっちゃいいけどヘッドレストが邪魔すぎて外しました。
— みゅる (@myullgures) February 20, 2022
・そもそもヘッドレストの役割って?
・ヘッドレストの適切な使い方
・おすすめのヘッドレスト付きのゲーミングチェア
・後付け用のヘッドレスト
そもそもゲーミングチェアのヘッドレストの役割って?
ヘッドレストには、頭をもたれかけることにより首にかかる負荷を分散する役割があります。
そのほかに、ゲーミングチェアをリクライニングをした時にモニターが見やすい角度に視線をキープすることができます。
また、ランバーサポートとヘッドレストを上手く使うことで、背骨を矯正することができ、楽に綺麗な姿勢を保つことができるようになります。
ゲーミングチェアのヘッドレストのクッション種類
ゲーミングチェアのクッションには、ウレタンという伸縮性が高く強度が強く、硬さのバリエーションが豊かな素材が使われています。
一言でヘッドレストと言ってもクッションの硬さは大きく分けると2種類に分けることができます。
低反発クッション
低反発性のクッションは着座した時に体のラインに合わせ形状が変化し、体を包み込んでくれるような使い心地が特徴です。
特に長時間着座しているとお尻が痛くなりやすい方や腰痛持ちの人におすすめの硬さになります。
長時間の着座姿勢は身体に大きな負荷をかけてしまいます。
特にお尻の痛みや腰痛は痛みが出てしまうと気になりやすく集中力低下の原因になりかねません。
デスクワークやゲームで長時間着座が求められる場合は低反発のクッションを選ぶことをおすすめします。
高反発クッション
近年、クッションの新たな定番として、高反発クッションが注目を集めています。
高反発クッションは低反発クッションに比べて、反発性が高いなどの複数のメリットが存在します。
高反発のクッションは低反発のクッションと同様に腰痛を解消するのはもちろんのこと型崩れしにくく通気性に優れている素材になります。
長時間クッションと体が接していると自然と汗をかいてきてしまいますが、高反発クッションは通気性が高い素材のため汗をかきにくくなります。
そのうえ、型崩れしにくいので購入した当初からの形を長い期間、維持してくれるので新品のようなクッション性をいつまでも体感することができます。
まとめると低反発は柔らかめの素材で、高反発は少し硬めの素材と覚えておくと良いでしょう。
ほとんどの場合は、座面などに使用されている素材と同じものが採用されています。
ゲーミングチェアのヘッドレストは付けなくても良い
ゲーミングチェアに必ずといって良いほど付属してくるヘッドレストは、使うと楽に綺麗な姿勢が保てるなどのメリットはありますが、必ず使わないといけないというわけではありません。
そのことを前提として、使う必要がない人と使った方が良い人の例を挙げていくので、参考までにご覧ください。
ヘッドレストを使う必要がない人
まずは、どういった人が使う必要がないのかからお伝えしていきます。
ヘッドレストを使う必要がない人は、仕事中やゲーム中に前傾姿勢によくなってしまう人や、ずっと前傾姿勢で背面のシートに頭がつくことがない人です。
元々が猫背の人やアームレストに肘をつき下を向くことが多い人などは、ゲーミングチェアに座っていたとしても背面のシートに頭がつくことがないので、ヘッドレスト本来の役割を果たさなくなります。
ほかには、ゲーム用でゲーミングチェアを購入している方で、FPSなどシーンが激しく移り変わるゲームを多くしている方は前傾姿勢が基本になってきます。
そういった方はヘッドレスト本来の力が発揮されることがないので、ヘッドレストをゲーミングチェアに付けておく必要がなくなります。
そのほかにも、今までオフィスチェアやヘッドレストを使ってこなかった人からすると、ヘッドレストが邪魔で後頭部に違和感を感じるかもしれません。
そうなってしまうと、集中力がなくなってしまいかえって作業が遅くなってしまうかもしれません。
そうなると、ゲーミングチェアの意味がなくなってしまうので、自身が1番集中しやすい環境を整えるようにしましょう。
ヘッドレストを使った方が良い人
ヘッドレストは、後傾姿勢の時に力を発揮します。
作業する時に、背面シートに背中や首をつけて作業する人やRPGなどの自分のペースで進めていけて、ゆったりとした姿勢でゲームをすることが多い人は、ヘッドレストがあると体への負担を減らすことができると言えます。
ただ、一日中座っていたとしても、ずっと後継姿勢のまま座り続ける人はそうそういません。
人は作業をするときは、自然と前傾姿勢になるため、そうなってくると完全にヘッドレストのメリットを使いこなすというのは難しくなってしまいます。
もし、背面シートに背中をつけて過ごす時間が長かったとしても、邪魔であれば使う必要がない人同様に外しておく選択もできます。
ゲーミングチェアのヘッドレストの正しい位置
ヘッドレストは、使えば効果を発揮するわけではありません。
ヘッドレストは適切な位置に設置しなければ効果を発揮することはなく、ヘッドレストではなくただのクッションと変化してしまいます。
ここでは、ヘッドレストの正しい高さについて解説するので、ヘッドレストがしっかり効果を発揮できるようにしましょう。
ヘッドレストの高さ
結論から言うとヘッドレストの高さは、頭と肩の間、首の後ろにくるように調整するのが正しい使い方です。
正しい高さにヘッドレストを設置することで、頭部から首や肩へかかる負担を分散してくれ、長時間の作業やゲームへの集中力を切らすことなく座ることができるようになります。
ヘッドレストは後付けした方がいい場合もある
ヘッドレストは、付属しているものを使うと良くない場合があります。
ヘッドレストの多くは、このように横向きのゴム紐のタイプが多く、締め付けを調整するだけで高さを調整することができません。
そのため、座高がそんなに高くない方が座ってしまうと、本来首の後ろにくるヘッドレストが頭部にきてしまいヘッドレストの意味がなくなってしまいます。
また、人によっては先ほどご紹介したクッション種類によってヘッドレストを使用していても、首を痛めてしまうケースがあります。
そういった場合は、クッションの質を変更することで解消することができるので、後付けがおすすめです。
ヘッドレストのないゲーミングチェアに座り続けると…
ヘッドレストは初めて使用する方には邪魔だと感じてしまうことが多く、外してしまわれることもあります。
もし、ヘッドレストがないゲーミングチェアに座り続けると、どうなるのかを解説したので参考までにご覧ください。
肩こりになりやすくなる
人の体の部位の中で頭は1番重い部位と言われています。
その、1番重たい部位をヘッドレストへ乗せておくことにより首への負担を大幅に軽減してくれ、肩こりから守ってくれます。
長時間スマホなどを見ていて肩が凝ったという経験がある人は、スマホを見るときに前傾姿勢になりやすく首で頭を支えている場合があります。
ところが、ヘッドレストに頭部を預け、後傾姿勢でスマホなどを触ると肩こりになりにくくなります。
綺麗な姿勢を作ることができない
ヘッドレストはランバーサポートと組み合わせることで、姿勢を綺麗に保つ役割もあります。
つい長時間座っていると気づけばすごくダラシのない姿勢になっている時があると思います。
ダラシのない姿勢は座り方としては良くなく、長時間座り続けることによって腰痛などを引き起こす原因になってしまいます。
理想的な椅子の座り方は、椅子の奥まで深く腰掛け腰椎をたて、踵は床につけて膝は直角、太ももは水平にする。
これが正しい姿勢になります。
ランバーサポートとヘッドレストは背骨を理想的なカーブを描いて座れるようにサポートしてくれる役割があるので、キツい思いをすることなく正しい姿勢で座ることができるようになります。
それにより、腰痛や肩こりになってしまう可能性を減らし快適に長時間座り続けることができます。
ヘッドレストは首の後ろにくるようにと説明しましたが、ランバーサポートの位置もかなり重要になってきます。
ランバーサポートはクッションではありますが、寄りかかるためのものではなく背骨を矯正するためにあるものです。
姿勢の良い人の背骨はS字になっています。
ランバーサポートを適切な位置に設置することで腰痛や肩こりの予防につながります。
こちらの動画で位置については詳しく解説されているので気になる方は確認してみてください。
ヘッドレスト付きのおすすめなゲーミングチェア
今ではヘッドレストが付属していないゲーミングチェアはないと言って良いほど、どのゲーミングチェアにも付属しています。
でも、付いていればどのゲーミングチェアでも良いと言うわけではなく、中にはクッションと呼んでいいのか怪しいものもあります。
今回はちゃんとしたヘッドレストの付いているゲーミングチェアをご紹介していきますので、参考にしてみてください。
Natural Edge ハイエンドゲーミングチェア
メーカー | Natural Edge |
素材 | PUレザー |
リクライニング | 180° |
natural edgeから出ているハイエンドゲーミングチェア。
クッションには低反発ウレタンが採用されていて、座り心地は柔らかく仕上がっている。
使用者からの評価も高く、某大手ゲーミングチェアと並べておすすめされる程品質の良いゲーミングチェアです。
ヘッドレストとランバーサポートは大きめに作られており、ちゃんと身体をサポートできるようになっているので腰痛や肩こり予防に効果的なゲーミングチェアになります。
このゲーミングチェアは、国内の企業が販売を行なっているゲーミングチェアで日本人向けに低座面に設計されています。
座面も大きめになっているので、身体へのフィット感がありつつ窮屈さを感じさせないゆったりとした座り心地を得れます。
また、リクライニング機能が180°まで可動可能で、作業やゲームの合間に疲れたらゲーミングチェアの上で横になることもできるようになっています。
価格帯は4万円ほどですが、質感や機能性を見ると納得できるゲーミングチェアです。
ゲーミングチェアの有名どころは
DXRacer
Natural Edge
AKRacing
ですかね
Amazonにある安いやつは、ほとんどがパチもんの可能性があるのでおすすめしません— ハロ@86 (@haroria86) January 22, 2022
COUGAR CGR−ARGO
メーカー | COUGAR |
素材 | メッシュ |
リクライニング | 130° |
ゲーミングチェアには珍しいメッシュ素材で設計されているCOUGARのCGR−ARGO。
頭部の大きなヘッドレストにより使用者の首や肩への負担を大きく軽減してくれます。
COUGARはeスポーツプレーヤーに人気のゲーミングブランドで様々なゲーミングチェアを展開しています。
中でもARGOは少し特別で、人間工学に基づいた設計が施されストレスフリーな座り心地になっています。
長時間着座をしていると、ゲーミングチェアは熱がこもりがちですがARGOは体に接する部分がメッシュになっているため、白熱する試合をしても汗をかくことなく快適に過ごせます。
また、座面は前後にスライドすることができるので、座面に浅く座る癖がある人でも、しっかりとランバーサポートとヘッドレストを活用することができます。
リクライニングは130°まで可動可能で長時間着座している合間に、座席を倒し一息つくことができます。
ランバーサポートも座席と連動して動くので正しい姿勢をキープしながらの休憩も可能になります。
デザインに関しては、フルブラックと画像にある黒ベースにオレンジの2種類になります。
ゲーミングチェアの中では、かなりシンプルなデザインになっているので派手な色が好みでない方にピッタリなゲーミングチェアかもしれません。
ちなみに買ったのはこいつ!
メッシュ仕様で弾力と硬さがいい感じで気に入った!そして今見たら値段が上がって店頭で見た価格とほぼ同じになってる!?
アマゾンチョイスで一時的に安くなったのかな?
得した!COUGAR ゲーミングチェア ARGO メッシュ使用… https://t.co/FJbW3TrhZf
— ステスロス@創作/画像生成AI/雑学RT (@StelsRay) December 19, 2021
AKRacing Pro−x V2
メーカー | AKRacing |
素材 | PUレザー |
リクライニング | 180° |
ゲーミングチェア業界で1番と言っていいほど有名なブランドのAKRacing。
そんな、AKRacingから販売されているPro−x V2がかなりの高い評価を得ています。
AKRacingはゲーミングチェア業界では4万円〜7万円と高価格帯で販売を行なっている企業で、高い分品質も2万円台のゲーミングチェアなどに比べると格段に良いです。
Pro-xは他のAKRacingから発売されているシリーズとは違い、座面クッションが極厚に設計されています。
さらに、他のモデルと比べ座面の幅も広くなっており、ゆったりとした座り心地になっています。
AKRacingのゲーミングチェアの開発には人間工学の専門家が100名以上関わっているため、座り心地はもちろんのことフィット感も抜群になっています。
ただ、他のシリーズよりもPro−X V2は座面高が高く設計されているので、身長が160前後の場合は高く感じたり足裏が地面にピッタリつかない可能性があります。
AKRacing 極坐(ぎょくざ)V2
メーカー | AKRacing |
素材 | PUレザー |
リクライニング | 180° |
AKRacingから販売されている座椅子型のゲーミングチェアの極坐です。
現在続々と座椅子型のゲーミングチェアが販売されていますが、その中でも評判が高いです。
使用者の中には、3年座り続けても座り心地は購入当時とあまり変わらないと言う方もいるので品質が良いことが伺えます。
クッションには、モールドウレタンが採用されているので、長く変わらない座り心地を維持できるのだと思います。
また、座面の厚みが10cmと極厚なのも購入して日が経っても底付き感を感じさせない理由の一つなのかもしれません。
座椅子型のゲーミングチェアにキャスターは付いていないので、基本的に前後や左右に動かすことはできません。
そのため、座面が回転する仕組みになっています。回転角度は360°と一周することができるようになっており、立ち上がりもスムーズにできるようになっています。
極坐V2は重量が26.5kgとかなり重く作られています。それにより、リクライニングを行なった際も抜群の安定感があり倒れにくい作りになっています。
表面素材にはPUレザーが使われているので、長期間使用しても簡単な手入れで綺麗に保つことができるようになります。
この度、テックウインド株式会社様よりゲーミングチェア『極坐V2 レッド』をご提供いただいきました!
ありがとうございます!今まで座布団ゲーマーで
ゲーミング座椅子ってどうなのって思ってたんですけどびっくり
今までなぜ手に取らなかったのかと思うくらいに快適です!https://t.co/1qxWSglJ3M pic.twitter.com/KWMBI6D33n— おせん (@oseeeen) June 24, 2019
DXRacer DX-03
メーカー | DXRacer |
素材 | PUレザー |
リクライニング | 150° |
DXRacerから販売sされているDX-03。
アームレストは1Dアームという他のゲーミングチェアのアームレストより広く作られているので、肘をゆったりと置くことができます。
DXRacerのゲーミングチェアは他のゲーミングチェアに比べて、リクライニング角度が150°と浅めに設計されているのがポイントです。
DXRacerはヨーロッパの安全基準が厳しい一部の地域に合わせて設計されています。そのため、リクライニングしても転倒しないような安心な作りになっています。
座面幅はゆとりを持たせて作られているため、ゆったりとした座り心地になっています。
座面高は、低座面で設計されているので体格が小柄の方でもしっかりと地面に足をつけて着座することができるようになります。
シートの硬さはAKRacingと比べると、少し硬めの設計になっているので、シートの好みは分かれるかもしれません。
Bauhutte RS -950RR
メーカー | Bauhutte |
素材 | ファブリック |
リクライニング | 135° |
Bauhutteは大阪に拠点のある会社のブランドになります。
Bauhutteでは、他にもデスクなどのゲームの周辺の家具などを販売していて、ゲーム環境をBauhutteの商品で統させる人も増えてきています。
そんな、Bauhutteから販売されているRS -950RRは非常に評価の高い商品になります。
シート素材は、ファブリックで作られているので暑い夏でも蒸れが少なく快適に座ることができます。
また、ファブリックで作られていることにより、経年劣化しにくく長期間長持ちさせることができるので、かなりコスパの良い商品になっています。
リクライニングは135°となっていて休憩中など座席をフルフラットにすることはできませんが、軽い息抜きはできるようになっています。
Bauhutteは国内メーカーが販売を行なっているので、ゲーミングチェアは低座面で設計されています。
そのため、女性でも座りやすいゲーミングチェアになっています。
さらに、Bauhutteのゲーミングチェアは他のゲーミングチェアに比べて、安く金額が設定されておりかなりお財布に優しい作りになっています。
ゲーミングチェアのおすすめのヘッドレストを紹介!
ゲーミングチェアのヘッドレストだけ買いたいと言う方もいるかもしれないので、単体の商品を紹介していきます。
GTRacing ヘッドレスト
ゲーミングチェアブランドのGTRacingから発売されている交換用のヘッドレストです。
交換用と記載されていますが、基本的にどのゲーミングチェアでも取り付けることができるようになっています。
GTRacingからはランバーサポートも単体で発売されているので、パーツ単体で購入したいという方におすすめです。
価格は3,380円となっています。
そこまで高くないので購入しやすいのも嬉しいですね。
Razer ヘッドレスト
こちらはゲーミングデバイスメーカーのRazerから発売されているヘッドレストです。
形が特徴的で、首や肩にフィットするように設計されています。
ベルトで取り付けるタイプなのでこれもどんなゲーミングチェアでも取り付けることができますね。
しかし、デザインが目立つので、できるだけRazer以外のゲーミングチェアには取り付けない方がいいでしょう。
価格は5,480円っとなっています。
上の商品よりは高いですが、性能は素晴らしいヘッドレストとなっています。
AKRacing クッションセット
こちらはAKRacingのクッションセットとなっています。
ヘッドレストだけでなく、ランバーサポートも付いているので他より価格は高めに設定されています。
こちらの商品も交換用と記載されていますが、ヘッドレストは問題なく取り付けることができます。
ランバーサポートに関してはゲーミングチェアの設計によるので取り付けることができないゲーミングチェアもあるので注意しましょう。
価格は10,185円となっています。
ランバーサポートもついているのでこの値段になっています。
まとめ
今回はヘッドレストやヘッドレスト付きのおすすめのゲーミングチェアについてご紹介しました。
ヘッドレストには身体へのダメージを軽減してくれる役割があるので、今まで外してたという方も使ってみてください。
この記事では、ヘッドレスト付きのゲーミングチェアをご紹介しましたが、ゲーミングチェアは多くの商品を見て購入することをおすすめします。